勇気をもってHIV検査を受けようとする男性

HIVを知らないという方はあまりいないと思いますが、身近に感じている方は少ないと思います。自分には関係ないと勝手に判断などをしないで、一度検査して確かめましょう!

HIVと検査

HIVとは、人の免疫細胞に感染し、免疫力を低下させるウィルスのことです。エイズウィルスとも呼ばれますが、正式名称は、ヒト免疫不全ウイルスです。人は、体を細菌やカビ、ウイルスなどの病原体から守る免疫細胞を持っています。これがやられると、体を守る役割を果たすものがなくなるため、人は細菌やカビやウィルスに取りつかれて侵蝕されるがままになってしまいます。良い薬が誕生するまでは、最後は死に至ることも多い病気でした。そのため非常に恐れられていました。現在は良い薬も手に入り、早期発見すれば、死に至ることは少なくなっています。しかし感染して治療をせずにいると、免疫力が失われて行き、数年から十年程度で、それほど強力でもない菌やウイルスで病気が引き起こされることになります。そのような状態になると、エイズを発症したということになり、非常に治癒が難しくなります。
HIVは血液、精液、腟分泌液などに含まれていて、傷口や粘膜から感染していきます。
早期発見のためには、感染の可能性がある場合、なるべく早くHIV検査を受ける必要があります。各保健所では、HIVも含めたさまざまな感染症の検査を匿名で受けられます。費用はかかりません。自分の名前も住所も電話番号も聞かれないため、記録にも残らず、情報流出の心配もありません。
検査を希望する場合は、公衆電話からでも番号非通知設定にしてからでもかまいませんから、保健所に電話して予約を取ります。そこで、検査の際に本人の名前の代わりに使う番号を伝えられます。検査から結果の通知まですべてその番号だけでことが運び、匿名性は終始守られます。遠くの保健所で検査を受けることも可能となっています。